ネパール人が免許を取るのはこんなに大変だ その3
結局いろいろ聞いたところ、ルールが統一されていないことに気づく。
でも取れるはずと言っていた人がいる以上何がダメなのかを確認するしかなかった。
するとしばらくして県によってルールが違うことに気づく。
外国人の免許の経歴の書類みたいなものをJAFで作ってもらい、それと必要だと言われたその他の書類や証明書(在留カード等)を提出すれば東京はクリアできそうだという人までは調べ上げた。
じゃあようやくクリアできると思ってJAFにも行って証明書を取る。
だがしかしまたここで壁にぶつかる。
東京で免許をとれるのは東京に住んでいないとNG。
えっ・・・彼、千葉県なんですけど・・・。
またここでどうするか時間を使い考えることになる。
結論、東京に引っ越そう!!。
免許を取るためだけに。
そして3か月後、お金を貯めて東京へ引っ越す決意をする。
この間も壁にぶつかった。
連帯保証人がいないと家を借りれらない。
しかもネパール人は保証人NGときた。
後で知るのだが、東北の大地震の時に無断で中国人が一斉帰国してしまいそこから外国人に対するハードルが上がってしまったらしい。
じゃあ私がやるしかないじゃん、となるわけだが当時無職だった私も今度は資格NG。
会社に所在確認の電話をするらしいですね。
何なんだよ・・・。ホント。
そんなわけで保証人探しだけで2か月も無駄に時間を費やすのでした。
日本人のこの保証人制度、外国人からしたら意味が分からない制度です。
お金も前払いで支払うし、敷金礼金も準備しているのに何がダメなんだ?と。
身分的に苦しい立場に置かれた者に対しても冷たい制度ですね。
そんな制度なくなってしまえ。
いずれ私が貸す立場になったら保証人制度はなくします。不動産ないから貸せないけど。
というか、空き家がこれからどんどん増えて外国人も増えるのにそんな上から目線では誰も借りなくなりますよ。借りる側がこれからは断然強くなるのに…。