ネパール人が免許を取るのはこんなに大変だ その4

 保証人探しは難航を極めた。

 私もすでに両親はいないし、弟ともこんな話はできません。

 周りの親しい人にお願いしても誰も了承してくれません。

 保証人なんて誰が好き好んでやるんのでしょう?

 何か利益となるものがあればやるのでしょうが、マイナスポイントしかありません。ましてや自分と直接関係ない人に。

 したがって日本人の保証人探しはできないのです。

 今、みつけたのは保証人を紹介してくれるビジネスもあるようで、10万円くらい払えばできるみたいですね。

 何だろうこの既得権益は?

 そのため私が派遣会社に入りました。

 そして、保証人として判を押し、さらにそれだけでは駄目で賃貸保証会社に数万円お金を払いどうにかできたのです。

 実は賃貸保証会社も1つ目は審査が通らず、2つ目でようやくクリアです。

 しかしハードルが低くなる代わりに少し高かったです。

 ちなみに個人の賃貸住宅はどうにかなりましたが、お店などの賃貸はそれでも審査が通りません。

 ここまでで免許を取るためだけのために東京に引っ越す。

 そして引っ越すためにかかった諸費用は30万円以上。

 たらい回しにされ約半年以上要しました。

 お金と時間の無駄です。

 何をやるにも壁が立ちはだかります。

 こんなのは日常茶飯事です。

 誰も助ける気が起きない(手伝うメリット何にもないと考える)のはわかります。

 今はどうなったかわかりませんが、当時の千葉県はダメでした。

 法律(条令?)、変えてください。